(20)爆発 光のかたまりが、惑星地表で爆発したようでした。 可視光をはじめ、赤外線、電波などの輻射線。 あらゆるものを破壊するかのような、巨大な轟音。そして、衝撃! ジャンパーとルナリィの着陸船は、光と熱と轟音の洪水にのみこまれました。 ルナリィ 「耐熱システム、オーバーヒート寸前」 ジャンパー「エンジンが爆発しそうだ。限界だ。炉をおとす!」 ルナリィ 「船体表面、熱膨張限界超過! 耐熱パネル接合面がもりあがってきてる。もうじき剥離するわ」 ジャンパー「だめだ! 計器もめちゃめちゃ、すべてのコントロールがきかな い!」 ルナリィ 「やだよー! こんなの!」 ジャンパー「バーストのすごいのが来る。一巻の終わりだ」 、、、 ルナリィ 「たすけて、ポエル──!!」 ──そして、とつぜん、すべてが消滅しました。 ■